トレパクしてその絵を売ってたなんてとんでもないことだが、その絵もパソコンの中でデジタル加工してただけってバレた○○氏。それでプロの絵師を名乗っていたのだから呆れるばかりである。

　以前、絵の投稿サイトで、写真そっくりの細密人物画を披露していた自称プロの色鉛筆画家がいて、僕は悪気もなく「この絵の下絵はトレースですよね？」と聞いたことがある。するとそのプロの先生は、僕の発言を誹謗中傷、だまらっしゃいとビックリするほど攻撃的に噛みついてきた。そればかりか、サイト内の第三者まで、先生を擁護して僕を責めてくる。ただし、誰も決してこの作品が、トレースではないとは　っきり否定しないのである。

下書きがトレースならトレースでいいじゃないか、色鉛筆の塗り絵にプロとしての矜持があるなら、と素人考えで思ったが、彼らはそうではないらしい。なにやら僕はそのプロ画家のタブーに触れてしまったらしい。

　どっちにせよ、こいつら絵描きとしてのプライドはないのか、とアホらしくなってグループを即、脱退した。

　最近、凄いアプリがあって、写真を簡単に油絵や水彩画風に変換することもできる。怪しい絵がそこら中でアップされているのも確かである。