恐怖劇場
断捨離で捨て忘れたDVDが100枚ほどあって、その中に見つけたのが「恐怖劇場アンバランス」シリーズ(1973)。
円谷プロが、「ウルトラセブン」「怪奇大作戦」に続いて撮ったホラーものだが、こちらは完全に大人向けのドラマである。おそらく「トワイライトゾーン」あたりを意識して作ったものだろう。ネットで調べたら、鈴木清順、藤田敏八、神代辰巳、長谷部安春と、巨匠監督陣が各話を担当していてビックリした。
もともと「ウルトラQ」の企画時のタイトルが「アンバランス」だったという。
「怪奇大作戦」はリアルタイムで見ていた。ホラーテイストのSFで、悪役ではない岸田森がカッコよく活躍する。怪獣好きの子供が、何も知らずに見たら怖くてヤバいことになっていただろう。