nobotyanのラクガキとつぶやきブログ

自由な発想、自由な表現

スーパーヒーローグダグダ話

 シン仮面ライダーが上映中だが、あまり熱中した記憶がない。スペシウム光線とか地獄車とか、真似っ子していたけど、ライダーキックはしたことないのである。

 ウルトラマンなどと違って、僕も少し大きくなっていたからかもしれない。もうその頃、紋次郎とか仕掛人とか楽しみに見てた。そのくせ、アマゾンやV3、バロム・1などは覚えてるのだから不思議だ。

 もっとも、仮面ライダー初期は、放送局の大人の事情で、地方は時間差放送になってたらしい。だからリアルタイムで見ることができず、きっとそれがおおきな原因だと思われる。

 石ノ森章太郎の特撮もので一番覚えているのはキカイダーである。郷土の大スター、志穂美悦子が出ていたからだ。ミニスカートで大暴れ、しかも役名がビジンダーだ。見ないわけにはいかないだろう。


 日本はアメリカンコミックに劣らぬスーパーヒーローの宝庫である。こういう文化は、アメリカと日本以外寡聞にして知らない。

 スーパーヒーローを望む土壌はなんだろうか。臆面もなく正義を口にできる社会、安定した平和を保ち、夢を育める可能性と包容力のある国でなければ無理だろう。逆説的だが、不幸すぎる国、戦乱に明け暮れるような国にはスーパーヒーローは生まれない。


 バカ話続く。

 もし世界中の国を集めて、スーパーヒーロー、バトルロワイヤルを開催したらどうなるか。日本とアメリカが物量で他国を圧倒することは間違いない。そのうえ、欧州の国々は、セーラームーンや鋼鉄ジークが日本国籍で日本軍に参加することを知って愕然とするだろう。まさに大谷翔平のごとし。さらにいえば、韓国などはことごとく日本のパクリである。

 そこで他国は窮極の手として、伝説や建国神話の神々をスーパーヒーローとしてエントリしてくると思われる。とうぜん、アメリカは建国神話がないから対抗できないが、日本にはスサノオウやヤマトタケルなどなんでもござれだ。しかも如来や毘沙門天などのインド神も本地垂迹によって日本に国籍を移しているので日本軍参加ということになる。

 中国はどうか。

 古事記から遅れて500年、たかだか明朝時代に書かれた四大奇書、封神演義や三国志の中の神仙、軍神関羽とか孫悟空とかがエントリされることになるだろうか。いや、そうはならないのが共産主義国である。

 中国のスーパーヒーローは、おそらく毛沢東であろう。ひょっとしたら習近平が出てくるかもしれない。マジで。

 同じくロシアはスターリン、北朝は金日成がスーパーヒーローだ。共産主義には神は存在せず、人が神そのものだからである。冗談ではなく、金日成は、忍術や変身術も会得し、空も飛べるらしい!?

 ま、彼らはスーパーマンあたりに、秒でふっとばされるのは目に見えているがー。

 

 途方もない文化大国日本は、スーパーヒーロー大国でもある、というわけで話が長くなったが、最後に言いたいこと。

 そろそろ日本の元祖スーパーヒーロー、黄金バットが復活してもいいのではないだろうか。


 庵野秀明には、次回作、シン黄金バットを期待したい!




×

非ログインユーザーとして返信する